右上前歯が1本無いブリッジのケース

治療前の状態です。

色と形が良くなく、いかにも人工物に見えてしまいます。また左上に2か所(○の所)に小さな虫歯が認められ、他の歯と比較しても色の違いが顕著です。

この方の治療プランは、

  1. ホワイトニング
  2. ホワイトニング色に合わせてダイレクトボンディングと言う、ハイブリッドセラミック系樹脂を詰める方法で虫歯の治療
  3. 上記治療と並行して前歯のブリッジを仮歯に変えて、仮歯の形を修正して、歯肉形態を調整していく
  4. 歯の形態、歯肉の形態が整ったら、型取り、色の確認、完成へ

となります。

治療後の状態です。

歯が無い部分の歯肉の形が周囲の歯肉形態と調和しているのがわかります。
色、形、バランスがとれ、とても自然になりました。

治療期間

2ヶ月

治療回数

6回

費用

ホワイトニング(オフィスとホーム):¥50,000
ダイレクトボンディング:¥15,000/1歯x2歯
ブリッジの仮歯:¥5,000/1歯x3歯
メタルボンドブリッジ:¥170,000/1歯x3歯

治療に伴うリスクや副作用

歯肉との境目の変色やブラックマージン
経年で歯茎が下がると、セラミックと歯茎の間に黒い影(ブラックマージン)が見えることがあります。

アレルギーや接着剤の影響一部の接着剤や材料に対してアレルギー反応を起こす方もいます(非常にまれ)。

ホワイトニングに関するリスク・副作用

  1. 知覚過敏
    ホワイトニング中または直後に歯がしみる症状が出る場合がありますが、一時的なので、症状は治ります。
  2. 歯茎や粘膜の刺激
    ホワイトニング剤が歯茎に付着すると、白くなったりヒリヒリしたりすることがありますが、それを予防するために、歯茎を保護して行うので、心配はいりません。
  3. 効果の個人差
    歯の色の変化には個人差があり、期待したほど白くならない場合もあります。
    詰め物や被せ物(セラミック含む)は白くならないため、色調の差が気になる場合があります。

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